設立趣旨

 現在の辻堂は明治と辻堂の2つの行政区域に跨っていますが、辻堂の歴史を遡れば、東海道と大山道・鎌倉道が交差する交通の要衝であった辻堂村が、鉄道の開通と両市民センターの開設により明治と辻堂の地区に分断されて、住民の生活も意識も二分された状態になっており、住民意識として地域への関心が希薄となっていることが課題となっていました。

  しかしながら本来の辻堂地域は、大正5年に辻堂駅が国内初の住民要望による請願駅として開設されたことに代表されるように、地域意識は非常に高いものがあります。

  自分たちの住んでいる地域を大切に想い、地域の自治力、地域への関心力、参加意識を高めることで地域力は培われていきます。辻堂にもこの地域力を発信する核となる組織が必要と考えます。 

一方ここ数年、団塊世代の大量退職の時代となっており、高齢者が地域の為に活躍したいという高齢者ボランティア活動の場づくりと、その需要と供給を繋ぐ活動も求められてきています。 

このような時代背景の中で、「辻堂をより活気のある街にしたい」という想いから、子どもから高齢者まで住民相互の連携や魅力ある地域づくりを目指したイベントとして「辻堂ファイト祭り」を住民ボランティア組織により9年間継続して開催してきました。地域における認知度も上がり、開催回数を増す毎に住民からは、地域の繋がりを強めるための日常的に活動できる組織が望まれています。

  辻堂が魅力的で住みやすく活気のある街づくりを目指し、辻堂ファイト祭りや様々な街づくりの活動を通じて地域貢献を行い、広域的に地域力を向上するための地域活動を行うとともに、湘南C-X神台公園の完成を機に、地域内公園の愛護活動を通して誰もが親しめ且つ憩える辻堂の街を創造していきたいと考えます。

  ついては、魅力ある地域づくりの一翼を担うことを活動の目的に、明治地区・辻堂地区の住民意識の融合と、地域力向上を目指す組織として「NPO法人 辻堂の民」を設立いたします。

  平成23年11月12日

                     NPO法人 辻堂の民  設立代表者